四国東赤石山瀬場谷沢登り(泊まり)

■メンバー:リーダー天久、サブ岡島、下平(記録)
2022年8月27日
・筏津(8:00)→入渓地(8:25) →3段10m滝(8:32)→4段15m美しい滝(9:44)→取水口(10:20)→バランシーな巨石(10:33)→八間滝(10:47)→高巻き八間滝落口(12:05)→楽しい連続滝場(12:45)→連爆帯(14:00)→登山道の橋(14:15)→ナメ滝(14:40)→ナメ滝途中で幕営地決定(15:00)→寝床作りと宴会後初日終了(20:00)
8月28日
・起床(5:00)→出発(6:30)→斜滝帯(7:36)→ナメ(8:20)→二つ目登山道の橋(8:27)→下山開始(8:30)→筏津(11:30)→お風呂(12:00)→帰阪(18:00)
■1日目
・今回は、台高堂倉谷に行く予定が天候不良により転進。天久さんチョイスで四国東赤石山系銅山川の瀬場谷に行くことになりました。本来、日帰りで行ける沢ですが、八間滝や多数ある滝を登りまくる沢登りとなりました。天久さんより泊まりで時間もあるので登れそうな滝はなるべく登ろうと声かけをもらう。はじめの方に4段15mの滝がとても美しく印象的、水量にもよるが他の山行記録と比べて今回の沢で見た姿が最も綺麗だと感じる。この滝の上部を天久さんリードで超えていく。取水口を超えた辺りにとてもバランスよく立った巨岩。その後、右側に八間滝が現れる。水量は少なかったが50mもある姿は、名爆に相応しい存在感。ここは右岸を高巻いて行く、天久さんの的確なるルーファイで滝の落口を越えていく。滝の落口付近に出る。そん後、とても楽しい連続滝帯に入る。シャワークライミングを楽しみながら進む。途中の岩間がトンネルになっていたので、下平が偵察に匍匐前進し行けそうだったので皆で進む。ここはめちゃくちゃ楽しい。このあといくつか滝を越えて4m滝を右から滝裏をトラバースして左側から天久さんリードする結構やらしかった印象、荷重を上げ後続も続く。連爆帯を越えていくと初めの登山道(木橋)を潜って通過。すぐの2段5m滝の右側を下平リード、気休めのカムを決めてなかなか信じれない左足に乗り込みCSの下に潜る。右上して抜ける。ほぼボルダリングのようだった。その後も10m滝、岩間、斜滝を越えて行き釜のある7m滝で岡嶋さん(めいちゃん)リード、右側のクラックを直上しバンドを挟み少し右往左往しつつ左へ抜けていく。このあと斜滝帯が続く記憶があまりないが、急にナメに変わって渓相が穏やかになった辺りでどこでもいいから幕営地決定することになる。早く飲みたいわけではない。良さげな場所を見つけることができた。まずは、お酒冷やし、寝床整理や薪集め、分担しながら夜の宴を開始。晩ごはんは、岡嶋さん担当、夜な夜な焚き火を囲んでの楽しい時間を過ごしました。初日終了。
■2日目
朝は、5時ごろ元気な岡嶋さんに起こされ起床。朝ごはん下平担当。食べ終えて出発。斜滝帯を登っていく、そして、ナメに変わってきたところでボロボロの橋のかかった登山道にあたる。そこから見える山頂の天候を伺いながら仕方なく下山することを決定。登山道を利用し下山。下山途中でいくつか木製の橋を利用するが、全く信用できないほどに朽ちていた。岡嶋さん曰く、橋や階段を作ることが苦手なようだ。とにかく、とても楽しい沢泊となりました。関西起点沢登りルート100には、瀬場谷のことをまるで沢登りのためにできた谷と書かれている。ぜひ、また行きたい沢となりました。以上。
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