南紀高田川ナル谷

日  程:2020年8月8日

L:K瀬、メンバー:H内、M田、W田、K田、H山

山の日の連休も暑い都会から逃れて楽しめる沢へ。

K瀬さんから「”ナルーい”=”優しい”沢で遊びましょう」とのお声かけで即参加を決めた。(実はナルーいことはなかった。。)

1日目(8/8)

朝、大阪集合であずまや11:00出発。遅めの出発となった。日差しがきつく絶好の沢日和。

発電施設近くで入渓。大きめのゴーロをこなしながら一ノ滝。釜はエメラルドグリーンで泳ぎたくなる。(ジョシ二人はすでに泳いでいる)

右岸を巻き上流へ。ゴーロが続く。そしてややヌメるので、フェルト底でない私は慎重に岩を選んだ。

まもなく二ノ滝。立派な滝だ。左岸のコンタクトラインをK瀬さんがリード。残るメンバーはFixで登る。すぐに三ノ滝。ここは普通に歩ける。天気がよいので気持ちいい。水取入口付近もロープを出してもらった。

取水堰堤を過ぎると流れは穏やかとなる。トチの巨木を過ぎ、堰堤ちょっと先で幕営。

以前、会山行で来たときは砂地だったようだが、そうではなかった。石をのぞいて整地した。

焚火チームと釣りチームに分かれる。焚火チームは火が熾ると飲まずにはいられなくなりフライング。少しすると釣りチームが帰ってきた。成果はなし。小さい魚はリリースしたとのこと。

焚火でウインナー、チーズ、マシュマロを炙った。中でもK田君が山行前に釣ってきた自家製キスの一夜干しは絶品だった。ビリー缶で初めての炊飯も上手くでき、H山さんの野菜いっぱいのカレーも最高に美味しかった。

2日目(8/9)

7:30出発。膝の調子が悪くなったM田さんを残し、5人で奥ノ二俣まで。しばらくは平凡な河原。まもなく地形図459mの二俣。右俣沢に入る。ここから巨岩帯が続く。シャワークライミングで登ったり、岩の下を潜り抜けたりする。ナメも登場。登れそうなところは各自登る。されに進むとナメ床が続き、癒し系の沢になってきた。

そして左岸に石垣が見えてきた。650m奥ノ二俣から沢を戻らず、尾根にでて459m二俣近くに降りることにした。尾根までの登りで滝汗を流す。そして激下り。木を持ちながらでないと下りれない斜度。ビンゴで459mの二俣に下りれた。奥ノ二俣から1時間半かからなかった。

幕営地に12時に戻ると言っていたが既に12:20。やや急ぐ。幕営地に残置しておいた荷物を再パッキング。13:00過ぎ出発。旧杣道を探しながら下り、堰堤に出たところで導水路に沿って歩いた。平坦で歩きやすい。まもなく激下りポイント。うすい踏み跡があったが、導水管沿いに下りるルートを選ぶ。落石に注意しながら下降。レールは良いホールドだったが、グローブは錆と油?でドロドロになってしまった。発電所すぐ横に出て終了。

ナルーい沢ということでもなかったが、水量は少なく、滝を登れたり出来て楽しい週末となった。皆さま、お疲れ様でした。

W田記

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