日 程:2024年7月27日(土)
メンバー:(L)堀内、小林、松並、板谷、椿尾、太田
行程:6:45歩き始め-7:15ダムへ下降-7:45入渓–鎌滝8:30-9:00斜滝2条6m-11:00朽ちた吊り橋-12:10一ノ壺-12:30ホイロ淵-14:00牛鬼淵-14:20最後の滝-15:20林道-17:15車デポ地
前夜発でからすき谷公園前泊。朝の6時に公園を出て、30分ほど車を走らせ、新大杉橋を超えて林道に入ったところすぐに車を停め、準備してスタート。父ヶ谷本谷はホリケンさんが過去2回増水のため敗退しており、今回が3回目のリベンジとなる。今回はトポ記載の鎌滝落ち口からではなく、宮川貯水池のバックウォーターから入水する予定だ。ダムに水があれば、いきなりダム泳ぎを強いられることになる。泳ぎがそんなに得意ではない私と松並さんはどきどき。が、いざ入水ポイントまで下降してみると、水は干上がっており、結果的にはしばらくの河原歩きとなった。ほっと一安心だが、ちょっと残念。
しばらく歩くと、父ヶ谷が始まり、入渓。鎌滝は左から巻き。続く2条6m滝はホリケンさんがところどころタワシで磨きながら突破。その後は泳ぎを交えながらひたすら巨岩ボルダー越え。松並さんのために太田さんがショルダーを積極的に貸す。水温が高いせいか、沢がぬめる。また、途中乾いているが滑る岩あり。ホリケンさんが注意喚起してくれたが、小林滑り落ちる。背中からドン。リュックが守ってくれて怪我なかったが、ヒヤリ。頭のところに岩とかあったらアウト。反省。沢勘が大いに鈍っている。
ボルダー越えで時間を使い、核心部に到着したのが12時となってしまった。一ノ壺、右から巻き。ホイロ淵が見えてくる。この日は快晴で気温も高かった。普通は滝の下にいれば冷気があり、長時間いれば寒くなったりするが、この日は本当に暑かったのか滝の下にずっといても全然寒くなかった。私としてはありがたかったが、今後もこれほどまでに暑い日が続くかと思うと、夏は下界では一体どうやって過ごしたらいいのか、、。ホイロ淵の斜滝10mは右からダニーさんがロープを出して登ってくれた。続く斜滝3mはホリケンさんが行ってくれた。短いがぴりっと痺れるピッチだった。フェルトの私にはちょっとこわい、立ったトラバース。クライミングシューズだったら大丈夫なんだろうけど、、みたいな。今回の山行ではカムが大活躍で1セット、フルで使えた。ゴルジュを抜け、牛鬼淵。記念写真をパシャリ。
右から巻くと、トラロープが一本ぶら下がっていた。トポには懸垂と書いてあったが、トラロープをありがたく使わせてもらう。その後すぐに二俣となる。右の北谷も行って見たかったが、時間はすでに14時を回っていたのでタイムオーバー。素直にクライマックス南谷の最後の滝へ!南谷には大きな釜とその先に小滝がひとつ、そしてその奥に堰堤が見える。なんともジブリ感が溢れる光景だった。ちょっとだけ泳いだり写真を撮って、いざ最後の滝へ泳いで取り付く。小滝だが地味にむず怖い。我らが頼れるスーパーリーダーホリケンさんがたわしで磨きながら突破、ロープを張ってくれた。後続はありがたく使わせてもらう。あとは、その堰堤を越え、もう少し先に進み、もう一つの堰堤が見えたところで遡行終了。林道に上がり、車まで戻った。
今シーズン2回目の沢で、昨年もそんなに沢に行っていないので、私としては先述の通り沢の感覚が全然戻って来ないという感じだった。沢は難しいところでなくてもいいから、ちゃんと定期的に行って感覚を保っておかなければいけないと思った。やはり夏は沢で涼むのが1番!今回のメンバーは来週の赤木沢のメンバーでもあるので、いい練習にもなったと思う。さぁ、来週も楽しむぞ!