野谷荘司山 白谷 山スキー

今シーズン4回目にしての野谷荘司山白谷をいい雪でトップから滑ることができた。ここは山スキーを始めた時からやってみたかったルートだ。1月4日、10日はかなりの降雪の後で天気も悪く白谷トップからは滑られなかった。深いパウダーの急斜面で満足度は高かったがやはりトップから滑りたかった。3回目はトップから滑ることはできたが、降雪後晴れの4日目で雪はギリギリ走ったがギタギタの重めでまだ満足度は低かった。チャンスを待って今回の山行となった。

前夜23時白川郷道の駅到着。天気は雨。降り始めから30ミリの予報で風も強く気温も高い。場所選びに迷いが生じる。道中で平湯方面か、野谷荘司白谷か弓ヶ洞谷で迷うも行ってみないとわからないという事で、白谷に決定。いずれにしても雪崩に注意が必要なコンディション。

朝から晴れ時々曇り、予報よりはやく天気が良くなりそう。

7時半出 900mぐらいから新雪が2、3センチ積もっている。里は雨だったがいい感じに雪が降った様子。風もあったので吹き溜まりの様子を観察しながら登る。9時過ぎに標高1400m東谷のエントリーポイント到着。良さそうな斜面だが今日は白谷にむかってGO。しばらくして無立木の斜面のトラバース。ここからクトー装着してときおり北側の斜面をトラバース。

10時ごろに1602mのポコをトラバース。ここでテレマーカーの方がポコを超えた鞍部から引き返してきて北面にドロップ。雪の結合は良さそうに見えた。また白谷トップがむりならこの辺りからドロップできそうと確認して前身。10時半にドロップポイント到着。先頭で到着したが野谷荘司山山頂に向かうもガスガスで引き返す。その間に後続パーティーがおいついてくる。

エントリーポイントでロープを出して斜面でピットチェック実施。ショベルコンプレッションで3回で新雪15センチは落ちるがそれ以外は顕著な弱層はなし。スキージャンプテストしてみると安定しているのでエントリーOKの判断。準備して一人づつ斜面に。雪は重めのパウダーで細板のメンバーは苦労していたがセンター105の板は快適に滑ることができた。

高度を落とすと斜度も緩み全員が快適に滑る。雪もよく走り車の横までスキーで戻ることができた。

白谷を上から快適に滑ることができて充実した山スキーができた。

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