小川山クライミング

小川山クライミング

2025年 6/28・29日

メンバーL太田、小田

27日22時大阪堺にて待ち合わせ。太田早速迷子になる。徘徊しているところを小田さんに発見していただく。

その後合流無事出発。

22時に出発到着は目周り平駐車場ゲートに28日4:08。四時前だと1日分の料金が加算されるので良いタイミング。

車を停め、テントを張って、二時間ほど眠る。

7時には出るつもりだったが、8時発となる。いくつか登りたいマルチのルートを調べていたけれど、とりあえず、一番時間がかかりそうな流星巡りから行くことにする。1ピッチは短いが9p(10pにはゴジラ岩のてっぺんで会いましょうも登れるよう)

林道を歩く。隣は綺麗な沢が流れている。中間のフェニックスの岩を超えさらに進む。GPSに足跡とトポを50枚近く擦ってきた。取り付き核心。ケルンが目印の様。

無事取り付きに到着。どちらが先かじゃんけんで決める。

 

流星めぐり9p、10c

勝った私が1p目リードさせていただく。

1p目 5.9 逆層スラブ。湿ってたら大変だけど乾いていたらなんの問題もないスラブ。

2p目 小田さんリード 10c リップを使いながら登る。優しめの10c。

3p目 5、8 太田 スラブ。

4p目 5.8 小田さんリード 真ん中にクラックの走ったボルダー。コンテの中に日本一短いピッチのクラックがありまし た。もはやただの岩でしたが折角なので登りました。2bでしたが楽しいピッチでした。

5p目 10c スラブ  核心ピッチ、出だしで手こずる、その後も手があまりなく、足を信じて登る。

6p目 小田さんリード 右に一旦トラバースするのが怖い。スラブも悪い。カンテ沿いに上がって行くのは楽しい、しかし痛恨のミス、太田ヌンチャクを下に落としてしまう。ロアーダウンして回収。再びあのスラブと対面。今回の遠征で私はスラブばっかりしている。

懸垂とあるけれど、回って降りられそうなので歩いて隣の峰に映る。ヤグラのような岩がズーンと立っている。楽しそう。

7p目 太田 苔むしたスラブ。

8p目 小田さん  出だしのスラブが難しい。その後傾斜が立ったガバを登る。

9p目 スラブからチムニーで終了。チムニー横にハンガーボルトが多数打ってあり、結局カムを使うこともなかった 。終了点が打たれているけど、てっぺんではないここでいいのかと悩みつつセカンドビレイ。

少し散策すると見晴らしの良い所に出る。

隣のゴジラ岩もよく見え、小川山の山々がよく見えた。

満足しつつ下山。 

思ったよりも時間がかかってしまった。

この後ボルダーとも思っていたけれど温泉の時間が6時30分までなので、

一旦戻って、軽食を食べて、小川山レイバックを登りに行きました。

 5.9日本一有名なクラック。小田さんのリード、そしてオンサイト。流石です。

太田は疲れたくなかったのでリードで、それでも怖かったゴール手前が悪すぎた。

満足して天場へそして風呂に入ってご飯。

明日は6時起き。今日行けなかった あみだルートへ。

翌朝 ベーコンとチーズのトーストを食べ、昼食をもち、いざ主発。

あみだくじルートを探しまわり、お殿様岩の周りをぐるぐるしてました。

そしてこれかな?と思って上りだしたのは。最高ルーフ岩の隣の岩。

スラブを登っていて思った。めっちゃ怖い、何もない。滑る。これで5.9くらい?スラブこわ。手繰り落ちでフォールしそうなで2p目でヌンチャクかけた後ロープを掛けるのに掴んでしまう。

2級のスラブくらい普通にありそう、いつ落ちてもおかしくない、いつ落ちてもおかしくないけど、下で小田さんが誰かと話している。頭の中でどこぞのジムでビレイヤーが会話中クライマーがグラウンドした話を思い出す。

登りますと声をかけてなんとか登りきる。頑張った、ヌンチャク持ったが、頑張った。そして、知った現実。

「太田さんこれルーフクラックの二つ目の岩なんやって」

「全然違う岩じゃないですか(笑)!」

実際にはルーフクラックの隣の岩、登っていたのはナゲシ11a。

そして再びあみだくじルートを目指す。

今度はちゃんとつけました。ただ、結構登るのでしんどかったです。

取り付きには男性2人と女性2人のパーティーと男性が後で5人待っている。

時間的に間に合うか微妙。待っている時間ももったいないので、近くのルートを登る。

10bくらい、小田さんにトップロープを張ってもらい、太田次に登る。ルートを外れて左に逃げてしまった。右に戻ろうにもトラバースに使える手がない、下ってから登り返す。トップロープありがたい。

次に11bを登る。トップロープだから行けたけど、ヌンチャクかけながらは無理だわ。

待っているうちに男性のみのパーティーはどこかにいかれており、女性パーティーも2p目に。ラッキーと思いつつ登り始める。 

1p目、太田 スラブを上りダイク、小ハングを超える。スラブは苦手ですが、この前に11aを間違って登ってたので、ただ坂を登っている感覚。安心して登れました。

2p目、小田さん  左にトラバースしてからハング~スラブを超える。

 このハングを超えた先に支点がなくて、カムで支点をとってくれていました。設置難しいと思いますが、流石です。

3p目 太田  バンドを左に移動し5mほど懸垂。寝たフェースに傾斜が立ったクラックを直上、クラックの中にガバがあり、なくても登れるけど念のためにカムを差しておく。

4p目 小田さん すごいでかい岩が立っている。え、5.9?先行パーティーのお姉さん、中途半端な幅のクラックに挟まってんだけど。(ジャックと豆の木を登られる方だそう)入り組みすぎて全然オブザベできない。

ですがさすが小田さんオンサイトでした。

私は核心部に泣きました。でもいいルートでした。

頂上からの景色も良かったです。

登り終えるといい時間。

取り付きがスムーズなら午後からボルダーのつもりでしたが諦めました。

ただ優しい方からマットを借りてエイハブ船長だけ触らせていただきました。

盾のカチがモテなくて落ちるわ落ちるわ、諦めました、

ありがとうございました。

お風呂に入って、片付けして帰阪。

充実した内容でしたがもう1日欲しい。

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