日時: 2012年2月29日
メンバー: 野木、吉田
週末の仕事が続いており山から遠ざかっていたので、平日の休みを利用して大山北壁に行ってきました。今回は当会であまり登られていない滝沢尾根です。
2月29日
コースタイム
大山寺駐車場04:50→元谷小屋06:05着・06:25発→滝沢尾根末端08:00→登攀準備08:25→登攀終了12:55→主稜線13:15→頂上台地13:30→夏道コース経由→駐車場15:30
気温が高くてベチャベチャの雪が降る中、駐車場を出発!午後にかけて天気が良くなる予報ですが、テンションが上がらないまま、元谷小屋に着きました。
元谷小屋
左が滝沢尾根、右が弥山左稜
滝沢尾根は弥山東稜の左側の分かりやすい取付きですが、最末端右側にシュルンドがあり大回りしている内に雪が固くなってきました。
傾斜も強くなってきて上部に見える尾根末端までワカンで頑張る。
0ピッチ目、ワカン装着のまま。たぶんここが本来の1ピッチ目50mほど。
2ピッチ目は09:00~。傾斜の強い雪壁・40m。
左右の沢では表層雪崩が頻発しています。
3ピッチ目は09:40~。45m。気が付けば晴れてきた。
4ピッチ目は10:20~。雪壁・50m。
5ピッチ目は11:05~。50m。前方のコブでピッチを切る。
6ピッチ目は11:30~。コブを越えてナイフリッジ、50m。
7ピッチ目は12:05~。雪壁、50m。
登攀は8ピッチで終了、後はロープをほどいて、なだらかな雪壁を主稜線まで歩く。
真ん中奥のピークが剣ヶ峰
三鈷峰がきれいに見える。次はここのガンマルンゼだ~。
下部の2ピッチは傾斜が強くてしんどいですが、後は快適な雪壁でした。
弥山尾根よりは少し難しいくらいだと思います。北壁に取付いているパーティは我々だけでしたが、平日にもかかわらず、何人もの登山者がいたのは意外でした。人気の山ですね。