雪彦山・友人登路

雪彦山 三峰のフリールート「友人登路(4P、5.10b)」を登りました。
●メンバー
M田、T邊、望月(記録)
●コースタイム
9:30 林道の駐車ポイントを出発。30分ほどのアプローチで取り付きまで到着。
10:30 1P目(本来は5.11bのハング越えだが、前傾壁左の簡単なルンゼ状から右上)
14:30 計4Pを登り三峰ピークの終了点へ。
16:15 地蔵東稜の取り付きを経て下山。

●報告
朝から快晴で涼しく、風も穏やかで、コンディションは非常に良かった。雪彦山も人が多いかと思われたが、三峰には他パーティーは全然居らず、静かなクライミングを楽しめた。かつ、雪彦名物?のヒルにも会わずに済んだ。

「友人登路」は最近リボルトされた、岩も硬く快適なフリールート。1P目は左のIII級ルンゼから巻き上がる。2P目は難しくはないがピンが遠い。3P目がルート全体の核心。外傾ホールドばかりでバランスを取るのがかなり難しいが、スケールも40m近くあり、とても面白いピッチだった。
最後のピッチはピークへ向かい真っ直ぐ登ったがここだけはルートを間違えたらしい。実際に登ったのは「紅菱会ルート」の最終ピッチだった模様。岩も支点もボロく、ピッチも長くかなり怖かった。また、全体を通してカム、ナッツ類が使えるところは殆どなし。ただし最終ピッチの核心手前の残置支点がかなりボロかったので、ハーケン一本打ち足してから乗り越えた。(フォローに回収してもらったが)

今回は三人パーティーで、全部リードさせてもらい、時間はかかったものの全てオンサイトできたので、非常に満足しました。雪彦はそろそろシーズン終わりかとは思いますが、また来年もヒルが出る前に温故知新あたり登りにいきたいと思います。


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