2023年11月12日 岩田会長 岩田ま 吉田ゆ 田中 山本 今井 川辺
2023年11月25日 川辺
2023年12月2日 川辺
2023年12月3日 川辺
蛍雪山岳会の60周年記念山行は、日本全国を10に区分し、それぞれで主観的なものを含め「これが一番」というアルパイン山行、ハイキング山行を行うというものです。
六甲山60山登頂は、近畿地区のハイキング山行として「一番身近」な六甲を歩くということで選ばれました。
何らかの「一番」を付けたハイキングで60山登ります。
11月12日
蓬莱峡の剣山山頂まで、アイトレ前の岩田会長以下6名に同行していただけることになりました。 剣山は「六甲山系で一番北の山」です。 東の尾根を一旦越して裏側からその尾根に上がり、詰め上がって行けば登頂できるであろうと広場を出発。
風化崩落個所に阻まれ、山頂手前の岩塔で記念撮影して一旦終了。 岩田会長一行と別れ、南側に回り込むと顕著な踏み跡があり、15分ほど辿ると手製看板がある山頂に着きました。
その後、座頭谷から六甲縦走路に上がる。なんと今日は六甲全山縦走大会の日、逆行になるので迷惑にならないように進まなければならない。 船坂峠や水無山(手製看板があるはずだが見当たらなかった)の辺りでは、挨拶の声音も爽やかなぱりっとしたエリートという感じのハイカー達とすれ違う。明るいうちに余裕で宝塚に着けるすごい人達。 六甲最高峰を経て西おたふく山辺りまで来ると、ヨレヨレの敗残兵のようなハイカーが多くなる。元気な頃の私と同じぐらいかなという人達。 西おたふく山登頂後、住吉台に下山しました。
11月25日
納山祭の前に、有馬温泉周辺の山4つに登りました。 神鉄五社駅をスタート。ここは「六甲で一番北の登山口」でまずは高丸山に登る。山頂までにピークが3つあって案外登りごたえがあった。
次は有馬三山の落葉山に登る。登山道を一時見失い標高差100mぐらいを適当に登ったので、結構大変だった。
続いて、灰形山、湯槽谷山に登る。その後、宝塚まで歩くつもりだったが遅刻しそうなので有馬温泉に下山。 混雑している銀の湯に30分ぐらい並んで入浴。 バスで生瀬に出て道場の納山祭会場に向かいました。
12月2日
今日は「地下鉄駅で日本一標高の高い谷上駅」からスタート。 一駅分歩いて、まずは今年3月に完成したばかりの神鉄花山駅を見学。JR西日本の観光列車「銀河」をデザインした川西さんという方の設計です。
花山駅から「日本で最初の斜行エレベーター」に乗り、花山団地の南端から双子山に登る。 団地を出て数分、阪神高速北神戸線を謎の橋で渡る。なぜ謎かというと地図にも載っていない登山道にしかつながっていないのに建設に数億円は掛かっていると思われるからです。国力も衰えてきているのだから、こんな資源とお金の無駄遣いは止めてもらいたいものです。 橋を渡り関電の巡視路が終わると、所々身の危険を感じる傾斜40度ぐらいの急斜面を直線的に一気に登ります。標高差300mほど、六甲一の急登だと思います。残念ながら、北峰にも南峰にも標識はありませんでした。
地図に載っている登山道に出て石楠花山に向かう。道標のとおりに歩いていると山頂には着かず立派な展望台に着いてしまう。
引き返し、山頂に到着するが三角点のみで看板が無い。普通はいくつもある看板が一つも無いのはおかしいと思った。
ついでに烏帽子岩というのが近くにあるので寄ってから、シェール槍に向かう。 あずまやを建てる工事とかで登山道が広範囲に閉鎖されていた。閉鎖されている所のほんの少し先が登り口なのでやむを得ず柵を乗り越える。 山頂に着くとここも看板が無い。ヤマップに手製看板が写った写真が載っているのに。ヤマップの写真で看板があった所で撮影。
登り口のあたりまで戻って、ふと下を見ると手製看板らしきものが投げ捨てられたように落ちていた。 山頂まで持って戻る元気は無いのでそっと置いて撮影した。 ここまで風で飛ぶとは考えられないので、変な人(いくつもあったはずの看板を全て取って捨てているようなので相当変な人)の犯行だと思う。 杣谷峠を経て、アゴニー坂を上り摩耶別山に向かう。ここも看板が無かった。
摩耶山に向かう途中のオテルド摩耶が閉鎖されていた。20年ぐらい前に泊まったことがあり素晴らしい宿だと思っていたので驚いた。 掬星台についてみると空いていて、本格的に夜景を撮影しようと待っている中国系の人が数組いるだけだった。 私も夜景を撮ってから、ロープウェイとケーブルで下山しようと思っていたら休業中で、仕方がないのですぐに摩耶山頂経由で歩いて降りた。 降りてみるとケーブル乗場に残念そうにしている、台湾か香港の若者20人ぐらいのグループがいた。情報に強いはずの彼らがなぜだろうと思った。
12月3日
お昼前から登り始める。まずは長峰山。
続いて、新穂高。長峰山も新穂高も縦走路から往復するとそれぞれ小1時間掛かる。
ここも看板が引きちぎられていて、針金だけが残っている所で撮影。 続いて三国池、ダイヤモンドポイント経由で水晶山。
主稜線まで登り返して、東へ進みシュラインロードを経て古寺山に登る。
古寺山麓の鳥居
古寺山、麓に鳥居はあるが、山頂には何もなく、この岩に修行岩という手製の説明書きがあっただけです。 登山道が不明瞭で下山時に迷い、日没となって少し焦るが小さい山なので事なきを得、神鉄大池駅に下山しました。 大池駅も今年3月新装で、花山駅と同じく川西康之氏の設計です。