2023年10月9日 川辺
2023年10月14日 川辺、村上さ
2023年10月15日 阿麻橘、川辺、中田、小林ゆ、小林り
蛍雪山岳会の60周年記念山行は、日本全国を10に区分し、それぞれで主観的なものを含め「これが一番」というアルパイン山行、ハイキング山行を行うというものです。
六甲山60山登頂は、近畿地区のハイキング山行として「一番身近」な六甲を歩くということで選ばれました。
何らかの「一番」を付けたハイキングで60山登ります。
10月9日
秋になったので六甲山系のピークハントを再会。小学校低学年の時に遠足で行ったが、二百数十名全員が登頂できなかった金鳥山に向かう。
後日、明確な山頂は無くて「その辺り一帯を金鳥山と言うらしい」と先生の話があった記憶がかすかにある(その辺りは通勤電車から良く見えるので、何度も目を凝らしたが稜線上の山ではないこともあり、やはり山頂は分からない)
初めて山頂まで登ってみると立派な私製看板があったが、ほとんどふくらみもなく、やはりなぜここが山頂なんだろう?という感じでした。
続いて本庄山に向かう。こちらも良く分からない山。登山道から余程注意しないと見落とす踏み跡に分け入って少し登る。 虫がブンブン、眺望は全く無くイノシシ臭が気になる。何もない山頂に「二度と来ることはない」と少し不機嫌な様子のご夫婦がいた。何か疲れてしまったので甲南山手駅に下山する。
甲南山手駅の前から眺めると、見える最高点が本庄山の山頂であった。甲南山手駅の辺りは、神戸市に吸収される前は本庄村であり、非常に分かりやすい命名だと思った。 今回の山行に何らかの一番を付けるとすると「六甲山で一番山頂らしくない山頂の山」か「神戸で一番東のJR駅甲南山手駅に下山」ぐらいです。
10月14日
午後から雨予想の日、短時間で登れる所ということで「六甲で一番見晴らしが良さそうな名前」の天望山に登る。
アイスロードの途中から東の尾根に上がり、尾根上を降って天望山に至る。下山は尾根の末端から、自動車専用道路を潜る排水路を抜けると六甲ケーブル下バス停の真横に何とか出られた。ずっと、すごい斜度の山で登るのも降りるのも大変でしたが、うっそうとしていて眺望は今一つでした。 この山の正面には、神戸発電所 本年2月完成(日本一新しい)出力270万kw(日本一大きい石炭火力発電所)がありますが、木立で見えませんでした。(下の写真は、3kmほど東の拙宅から写した神戸発電所です)
この山一つ登るだけなのにお付き合い下さった、村上ささんには感謝感謝でした。
10月15日
阪急甲陽園駅から、小学校低学年の時以来五十数年振りに甲山に登る。今日は同行者が多いのでうれしい。 甲山は六甲唯一の火山。前に登ったときは、昭和新山の事を知る前だったので「なんで噴火口が無いの?」とは思ったが「なるほど火山ぽいな」と思うはげ山だった。今の山頂は木立で見晴らしがないので、眺望は山腹の神呪寺の展望台からが良い。
北山貯水池の湖畔道が通行止めになっていたため、3kmほど遠回りして鷲林寺へ。なりは立派だが、登山客に使われるのが嫌でトイレを閉鎖してしまったと聞いて少しあきれた。狭量なお寺だなと思った。
鷲林寺から、観音山、飯盛山、ごろごろ岳(本日の最高点)、ガベノ城の順に登る。
ごろごろ岳 標高565.6m
ガベノ城からは、ザレた登山道を降り、北山緑化植物園を通って甲陽園駅へ戻った。本日までで、47山登頂となりました。