日 程:2023年6月22日(木)~6月26日(月)
メンバー:岩田し、岩田ま、川辺、田中(礼文L)、別所(利尻L)
■6/22(記録:別所)
大阪8:30、9:00→(飛行機)→新千歳→(飛行機)→13:45利尻空港→キャンプ場ゆ~に宿泊
計画段階にて、利尻へ入るのが飛行機にするかフェリーにするか迷い、乗換、時間的にも楽な飛行機を
選んだ。天候悪いと飛行機がすぐ飛ばなくなるとの情報を聞き、出発前日まで不安であったが、幸いにも
天候よく問題なく飛行機は飛んでくれ、ホッとした。
上空では島をぐるっと回りランディング、島がほぼ利尻岳であり、男前な迫力ある姿に、テンションが
一気に上がる!
この景色が見れ飛行機にして良かった~
その日の晩の食材はセイコーマート、地元のスーパーにて買い物、セイコーマートは北海道や利尻なら
ではのおやつ、つまみに、普通のコンビニとは違う様子に嬉しくなる。
今回の旅で何回お世話になったことか。特にとうきびアイスは最高!
キャンプ場ゆ~にまで徒歩移動、SupremeのおそろいのTシャツを着ている地元の子供達の素朴さに
触れ癒される。どうでもいいが、よく見るとSupreme ではなくSupermeだった。利尻で流行っているのか?
その日はバンガローにて、翌日の登山にそなえ、お酒もそこそこ??に就寝した。
■6/23(記録:別所)
利尻岳登山:所要時間約11.5時間 距離18.6㎞ 登り1,745m 下り1,755m
ゆ~に4:50→甘露泉登山口5:40→長官山9:00→利尻山北峰11:00→長官山12:45
→甘露泉登山口15:00→キャンプ場ゆ~に15:45→利尻富士温泉→ゆ~に宿泊
メインイベントの一つ、利尻岳登山。ほぼほぼ海抜0からの登りであり、利尻岳1721mという長丁場である。
なるべく息が上がらないよう、バテないよう鴛泊コースを終始ゆっくり歩いた。
少し曇ってはいるが、なかなかの絶景、礼文も雲の間から見れた。
気になったのが頂上へ近づくにつれ、崩壊地がチラホラ見える事である。
百名山という事から人が沢山入り、崩壊しているようである。私たちもその一員である。
という事で微力ながら、土嚢運搬のお手伝い、ほんの数メートルの運搬だったけど、
めっちゃいい事したような気分になった。単純
ゴムのような円柱は埋められるのかな?このままではなんだか微妙
少し急斜面を直登し、頂上に到着、遠くまで来たもんだ。
皆思い思いのポーズで写真撮影タイム。まさか逆立ち??
無事に下山し、キャンプ場に戻り、温泉入って、明日以降はハイキングだし、登山は終わった~と
お気楽に考え(現段階では明日の礼文を甘くみていた・・・)、楽しい宴会をして、お酒もそこそこ??に就寝した。
■6/24(記録:川辺)
ゆ~に→鴛泊港9:20→(フェリー)→礼文香深港10:05→(送迎車)→民宿海憧
→岬めぐりコース スコトン岬11:00→ゴロタノ浜13:40→16:20民宿海憧
(岬めぐりコース:所要時間約5:30時間 距離14.7㎞ 登り366m 下り377m)
旅行3日目、今日が利尻岳だったら暑くて大変やったねという話が、本日は繰り返し出ました。
涼しい所と想像していたのに、結構暑いやんという話も。快晴でした。
二泊したコテージから花がきれいな道を歩いて、鴛泊港へ。
港の横にペシ岬という大きい岩山があり登りたかったけど、船の時間ギリギリになるかもということで
止めることになりました。
もう一度来ることがあったら登ろうと思います。
港には、サケを狙っている釣り人が数人いました。稚魚を直接その辺の海に放流しているので、
それが戻ってくるようです。大勢の乗客がおり、思っていたより大きくて新しいフェリーで
礼文島に渡りました。
港で宿の車に乗り、一旦宿に寄って荷物を降ろしてから、北端のスコトン岬まで送ってもらいました。
今日は、岬から宿まで戻る楽々ハイキングと聞いていたのですが、相当飛ばしているのになかなか岬に
着かず、やっと車を降りた時には、えっ、ここから宿まで歩いて帰るの!と思いました。
観光バスが出ると岬はほぼ貸切、昨日ははっきり樺太が見えたけれど、より近いのに見えなかった?と思う
しばらく歩き簡素な須古頓神社を過ぎると、草原の丘陵と空、下の方に海が少し見える道が続きます。
小さな島なのに大陸みたいだと思いました。今までで見た一番雄大な景色でした。
ひときわ高い丘(ゴロタ岬の最高点)を越えると、岬と海の絶景に変わります。
花々や利尻岳、礼文岳の遠望も素晴らしい。
歩いている時、くだらない事を考えている事が多いのですが、今日は空っぽになれました。
本当に素晴らしいハイキングでした。
少々疲れてきた頃、まだ新しい二宮金次郎像のある廃校を過ぎると、宿の車で走った道に出ました。
宿の主人に勧められていたので、少し進んでから砂浜に降り、アザラシの群れを観たり穴あき貝を
拾ったりしながら、夕方のよい時間に宿に着きました。
入浴してビールを飲んで、ほどなくご飯。八角という焼き魚、柳の舞の刺身がメインで、バフンウニも
出て大満足でした
■6/25(記録:岩田ま)
民宿海憧→(送迎車)→北のカナリアパーク→桃岩展望コース(8:20 カナリアパーク9:10
→10:00元地灯台→11:00桃岩展望台→12:10香深港)→民宿海憧
(桃岩展望コース:所要時間約3時間 距離7㎞ 登り315m 下り356m)
民宿のご主人がカナリアパークまで送迎してくれる。ヤリイカ漁の話を聞かせてくれたので、
晩ご飯に出してくれるんじゃないかと期待が膨らむ。
吉永小百合主演『北のカナリア』映画ロケ地は、『北の国から』の五郎さんの家のように北海道らしい
ロケーションと雰囲気のあるセットだった。
[蛍雪の功]と書かれた書が掲げてあり、縁がありました!各々、小百合さんと記念撮影して出発。
レブンアツモリソウは残念ながら葉っぱしか残っていませんでしたが、レブンウスユキソウの可憐な花を
愛でることができました。
『うすゆきの湯』で利尻岳を目の前にゆっくり露天風呂に浸って民宿に戻りました。
夕飯は、ヤリイカにホッケ、若くないメンバーには十分過ぎるご馳走でした。
おまけ:宿の前は猫パラダイス!癒されました(=^・^=)(多分別所のみかな)
■6/26(記録:別所)
民宿海憧→(送迎車)→香深港8:40→(フェリー)→10:55稚内→稚内空港15:05
→羽田18:00→大阪伊丹19:10
香深港より稚内に向けフェリーに乗り、稚内より飛行機に乗り東京経由にて大阪へ帰阪した。
フェリー乗り場では恒例の噂の儀式が見れました。
叫んで、踊ってお見送り
そして名残惜しい雄姿
初めての北海道登山、景色も食も宿もすばらしく、大満足な旅となりました。