日時: 2011年7月16日~18日
メンバー: 岩田、吉田、堀内、前田、尾嶋、大屋、野木、斉藤、村田、柳瀬、(OB)橋本、(会外)和田
16日(晴)
例年より2週間早い梅雨明けで、初めて空模様の心配をせずに済む。5時、金峰山キャンプ場に到着し、6時の入場まで仮眠する。いつもの場所に幕営&宴会場を準備。ああだこおあだで、マラ岩へ向かう。岩田・大屋・斉藤、吉田、和田、村田、柳瀬はガマルート、尾嶋、野木はスラブ状岸壁で遊ぶ。順番待ちどころかほぼ独占状態で気兼ねなく楽しめた。おかげで指の皮が痛い。
ガマルート バリエーションスラブ
ガマルートのノーピンピッチ
17日(晴)
4時、後発の堀内・前田が合流。大屋・斉藤は金峰山へ。他は烏帽子左岸稜へ。トポ通り、昨日ガマから見えていたモレーンに出て「落ちそうな白い岩」を目指して詰める。上部正面にそれらしきものが見え、トポ通り、珍しく簡単に取り付けそうと思う。が、甘かった。アルパインのごとく、勢いで詰めすぎえらい上がってしまう。結局2時間近く!かかってしまい、あとで倍くらい登りすぎていたことが分かった。
昨日登ったガマルート 烏帽子左岩稜
偶数なので5パーティに分かれる。4P目から稜線上が続き暑い。でもなんせ18Pあるので次へ次へ・・・11P目のリッジは高度感とL字に曲がって登っていくので素晴らしいロケーション。
1P目 ナイフリッジ? この上を行く
恐怖のトラバース
13P目のクラック、5.7のクラックがどんなものか私の低レベルでは・・・?だがおもしろかった。
13P目のクラックリードの吉田
1回目の懸垂で後続パーティに追いつかれ、せかしてロープを残置ビナから外そうとするので、ちょっと待ったを3回ぐらい叫んだ。17P目のワイドクラック、私の背ではリーチがちょいきつかった。
18P目、チムニーとしか情報がないのでずりずり楽しめるのかな、と想像していた。が、とんでもない、野木さんがカムを決め、ホリケンがザックを外して共同作業で登っていった。う~ん、こりゃ無理無理、ビレイしてもらったあげく最後は引き上げてもらう。
最後の岩峰 18P目のチムニー
チムニーを登る
トップで6時間45分、最終パーティで8時間にて終了。テーピング焼けしていていた。(笑)核心?!の下降路、松の心地よいクッションの道を迷うことなく?!無事西股沢へ降り立つ。大屋・斉藤さん達は、富士山の絶景を眺められ涼しかったとご満悦だった。
今宵の王様、堀ケンに乾杯、尾嶋シェフのご馳走、感謝感謝。
18(晴時々曇、のち台風)
岩田・大矢・野木・和田は小川山レイバックへ、前田・斉藤・橋本・柳瀬は八幡沢、吉田・堀内・尾嶋・村田は大屋・斉藤さんの話を聞いたのと走りたくて!?金峰山へ。
小川山レイバックの大屋 同じく和田
同じく野木
本日も満員御礼のテントサイトと打って変わって岩場は空いている。とりあえず「トムといっしょ」を登って、酔い覚ましに?春のもどり雪を登り始めたらレイバック組が合流。なめてかかったら、終了12時を回っていた。急いでテントに戻りお片付け。ナナーズでレタスを買うが、数人は直前におじさんの買占めにあい買いそびれる。(泣)帰りは新名神コースで順調に帰れるはずが、予想外の台風で東名阪が通行止め、バケツをひっくり返したような雨と掬い上げられそうな横風を抜けて帰阪。