【日程】2012年4月2日
【山域】中央アルプス
【ルート】千畳敷→サギタル尾根→宝剣岳→千畳敷
【メンバー】岩田し、岩田ま、深谷
3月31日~4月2日を利用して、中アの宝剣岳のサギタル尾根と極楽尾根をやりに行く予定でした。
しかしながら、悪天候の為、4月1日をスキーの滑り納めに、4月2日をサギタル尾根に変更していってきました。
サギタル尾根は、中央アルプスの千畳敷から宝剣と極楽平の間にある尾根です。ロープウェイの千畳敷の駅から降りて、すぐに取り付くことができます。
8:45 ロープウェイの駅前より、サギタル尾根に取り付き開始。今回は雪質もよく、岩場までノーザイルで登ることに。アイゼンの前爪で登り続ける為、ふくらはぎがかなり疲れました。今回は、練習の為、深谷に全てリードを譲っていただきました。晴れており、景色は良好の中でのクライミングでした。
10:00 1P目の出だし、近くの潅木にランナーを取る。それ以降は、最適な支点が見当たらず。ピナクル等も探すもののないものから、支点なしで進む。ロープいっぱいの手前で、リッジ状態の場所があり、支点とってないから落ちれないと思いつつ、馬乗り状態で越える。後から聞いたら、そこに残地ハーケンがあった(><;)。越えたところの潅木でピッチをきる。
2P目。出だしの潅木で一本づつ、支点を取る。岩場はもうほとんど終わっており、雪壁登りに。バイルをさしながら、アイゼンの前詰めで進む。雪なので、支点が取れませんでした。登り続けると、サギタルの頭が見える。ロープ残10mとのことで、足りるかどうか迷うが、サギタルの頭まで行ってしまう。
11:10 天気もいいことから、山頂でそれぞれ写真撮影。
岩場に支点を作成しました。
少し休憩して出発。下界は、暖かくても、ここは、-5度。あまり、ゆっくりもしておられず、
宝剣岳に進む。
宝剣岳までは、鎖が時折露出しているところもあるが、岩と雪のミックス。慎重に進む。
12:30 宝剣岳山頂に到着。
天気も良いし、時間もあるし馬鹿な写真をとりましょうと言う事で、山頂にある岩の上に登って各自で写真撮影。
山頂の上で少し標高を稼ぎました。
宝剣山荘からは、千畳敷まで沢を下降。速度アップもかねて、シリセードも活用。
下山後は、ソースとんかつで明治亭へ。空いており、貸しきり状態でした。