穂高 中又白谷

日程: 8月18日(土)-8月19日(日)
メンバー: 堀内、野木
行程: 18日 上高地06:00-徳澤07:50-F109:00-奥又白15:30-徳澤17:50
19日 徳沢05:20-上高地07:50

土曜日、仮眠1時間半で平湯駐車場を4時50分のバスで出発。上高地へ5時半に入ることができる。登山準備を行い6時には上高地を出発、徳沢、新村橋を渡り、少々ルートミスをしてしまうが、沢の押し出しを多くの倒木を超えながら、中又白谷取りつきへ到着。雪渓は全く残っていない。水量は思っていたよりも多い。登攀装備を着けて9時にスタート。

F1は1P堀けんさんリード。時折水を浴びな がら40mロープをのばす。ハーケンを1本打ちたし終了点を作成。私はフォローで登る。トラバース気味にロープがのびているので振られる怖さ、濡れていることもあり、ビビってなかなか進めない。フォローの荷を重たくしたので、想像以上にしんどい。2p目は私がリードで草つき岩場を30m登り立木でビレー。その後トラバースをしてF1上部へ到着。(写真はF1->)

F2はコンテで沢登り。

F3のチョクストーンは、堀けんさんはキャメをセットして、あぶみをかけ登り、私は荷揚げしてもらい、確保してもらいながら、あぶみを使い登る。F4は堀けんさんはフリーで登り、私はまたまた荷揚してもらい、空身フリーで登る。(写真はF3->)

?でしたが、コンテ+スタカット2pで登りやすい所を選びながら、堀けんさんがリードする。F6?では沢が90度角度を変え一部微妙なトラバースがあったが、私は荷で体が振られそうになり、堀けんさんに荷を先に預け、空身で行かせてもらう。途中、堀けんさんが気を使って私にリードを薦めてくださったが、辞退させてもらいフォローで登りました。

F8はボロボロのランナーアウトのフェース、私はフォローで登るが、外形のスタンスばかりで 緊張した。途中、堀けんさんが一生懸命ハーケンを 打とうとするが、にぶい音しか聞こえない。フォローでハーケン回収したとき、あっという間に抜けました。ここまで、ほぼナチプロで、ハーケン3枚で支点を取るなど、久々に本チャンのクライイングの楽しさを味わえました。 (写真はF8->)

(F8のセカンド)

(F8のセカンド)

(F8のセカンド)

F8を登ってからが、長かったです。ロープをしまい、荷物分担を平等にして、重荷を担いでの奥又白までしんどかったです。小さい滝をいくつも越え、落ちることはないだろうスラブですが、200mぜったいミスは許されない登りが続きました。クライミングシューズで水の中、濡れた岩場を緊張しながらの登りでした。15時半、奥又白に到着。天気予報では2500m気温0度、シュラフなしでは辛いとのことで、そのまま徳沢へ下山、18時前に到着。ツェルトを張る。

徳沢での、生ビールは最高でした。ビール、日本酒、焼酎を飲み22時すぎに就寝。寒くて眠れませんでした。翌日は6時過ぎには出発、上高地は8時に到着。初日は12時間行動でハードでしたが、夜遅くまでの宴会、翌日は楽々と、楽しい二日間を過ごしました。帰りの運転も2人では厳しかったですが、大阪到着後に日本橋で2時間立ち飲みの反省会。酒飲み山行になってしまったかな・・

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