2023年５月20-21日
メンバー：松尾、会外２
日本の岩場（上）で一番最初に紹介されているのが黒伏山南壁。アルパインを始めてからずっと気になっていた壁でした。毎年計画を立てるも悪天に泣かされ。今回３年越しの思い（執念？）が叶い、やっと登ることが出来ました。欲張って中央ルンゼと三十路ルートの２本登る計画でしたが、金曜日雨の影響で土曜日は岩が乾かず。濡れた中央ルンゼを騙し騙し７ピッチ目まで登ったけど、その上は完全にびしょびしょ。２ピッチ残して終了。
看板ルートの中央ルンゼを完登しないで三十路を登る訳にはいかない、と日曜日も中央ルンゼへ。
７ピッチまではフォローで登ったピッチをリード出来るように交代しながら。
残り２ピッチは核心部分なので、メンバー中一番強い相方さんがリードして終了。
１ピッチ目：10a(V+)前半の薄被りスラブが難しい。怖くてＡ０
２ピッチ目：Ⅲ快適。
３ピッチ目：5.8 途中からアブミ掛け替え登攀。
4&5ピッチ目：Ⅲ快適。
６ピッチ目：Ｖ 良くみると手足あり。面白かった。
７ピッチ目：5.8 弱点コースをついて登ったら登れた。
８ピッチ目：10a(V+)の小ハングでテクニカルなムーブが必要。相方さんはノーテンでクリア。
私はハング苦手で泣きのＡ０( ﾉД`)ｼｸｼｸ…。
９ピッチ目：10bスラブでこれは三人ともアブミ掛け替え登攀。
全９ピッチ、同ルート懸垂下降６回。アブミ掛け替え登攀２ピッチ付の３人登り。
渡渉２回有りでアプローチ１時間半。駐車場から全行程１３時間半。
アブミ掛け替えが３人だと少し時間かかりました。
雪山シーズン終わって一回目の登攀。
自分の中でのクライミング力の課題は大いにありますが、
総合的には滑り出しOKかな♬とにかく面白いルートでした
谷川一の倉沢奥壁を日帰り登攀したような内容でとても充実しました。
クラシックルートは壁がボロボロだけどやっぱり面白い!!
