雲の平

日程: 2025年7月22日~24日
メンバー: 上原

7月22日
土砂崩れから復旧した左俣林道を進み、林道終点より小池新道を登る。秩父沢は水流が豊富だが、枝沢は涸れている所が多い。少雨の影響だろうか。定番の鏡池で大休止する。槍穂高を右手に見つつ双六小屋に到着。

花見平からの双六岳

ここからは巻き道を進む。巻き道とはいえ、アップダウンが多い。三俣蓮華岳付近の登山道は刈り払いをしてある。登山道維持活動に感謝しつつ三俣山荘に到着。夕方には雷雨になった。

7月23日
ヘッドランプを着けて鷲羽岳往復に向かう。残念ながらご来光には間に合わず。
黒部五郎岳と鷲羽岳の影

笠ヶ岳

北アルプスの大パノラマを満喫して下山。小休止して黒部源流から雲の平散策へ出発。黒部源流一帯は高山植物が咲き乱れている。徒渉箇所は問題なくクリア。ここから雲の平へは急登が続く。200mほど登り、傾斜が緩まると第一雪田に至る。黒部五郎岳が眼前に迫る。祖父岳分岐で大休止。テント指定地までの道は植生保護のため通行止めになっている。水晶岳の雄姿を見つつ、スイス庭園を経て奥日本庭園に至る。
奥日本庭園からの黒部五郎

奥日本庭園からの水晶岳

ここで引き返すことにする。雲の平の魅力に浸りながらのんびりと歩く。

百花繚乱の黒部源流

7月24日
三俣蓮華岳の稜線通しで双六岳へ向かう。今日も好天で展望を楽しめる。

三俣蓮華カールと槍・穂高連峰

三俣蓮華岳、丸山、双六岳のピークで休みながら双六小屋へ向かう。小屋前で食料、水分補給を済ませて帰路につく。しだいに雲量が多くなるが雨が降ることなく新穂高温泉に到着した。

コースタイム
7月22日 新穂高温泉(5:00) 鏡平山荘(9:35) 双六小屋(12:00) 三俣山荘(14:30)
7月23日 三俣山荘(3:50) 鷲羽岳(4:55) 三俣山荘(6:10) 黒部源流碑(7:15) 祖父岳分岐(8:35) 奥日本庭園(10:30) 祖父岳分岐(12:10) 三俣山荘(13:55)
7月24日 三俣山荘(4:20) 三俣蓮華岳(5:10) 双六岳(6:30) 双六小屋(7:40) 鏡平山荘(9:50) 新穂高温泉(13:20)

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