ウペペサンケ山・ニペソツ山

今年で何年連続になるか、また6月の北海道の山に繰り出してきました。今回は、東大雪のウペペサンケ山とニペソツ山の2山に登りました。 毎年、違う山に行っているが、広豁とした緑の回廊は、いつも同じような表情で私を迎えてくれる。登山口へのアプローチの時点で早々、心躍る。

そして、樹林限界を越えると、お花畑と残雪と大展望の尾根歩き。眼下は鬱蒼とした緑の樹海。これは本州の山では見られない北の山の表情だ。

ニペソツ山は、深田さんの100名山に選ばれなかった内の、貴重な紛れもない名山だった。前天狗を越えるあたりは、トムラウシを彷彿とさせる雰囲気に溢れていた。

こんな山が関西にひとつでもあったら、それこそ、登山者の殺到すること受けあいである。まだ、登らぬ、利尻・羊蹄・天塩・カムエク・ペテガリ・夕張・狩場等々、楽しみはまだまだ残っている。また来よう。

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